1年中、日本のどこかしらで行われているお祭り。これから来る夏は、祭りシーズンですよね?
ちょうちん製作の繁忙期も、お祭りシーズンと同様に夏になります。
これはつまり、祭り提灯の需要が一気に高まる季節だからであり、この2つの関係性が強い証明になると言えます。
そこで今回は、ちょうちんが活躍するお祭りシーンと題して、その時に使用される種類も含めてご紹介していきます。
お祭りを支える?スター性のある提灯
あなたにとって、お祭りを一言で表すと?って、聞くと色んな回答が得られそうですね。
ある人は伝統行事と答えるでしょうし、出店と言う方もいらっしゃるでしょう。
お神輿や山車と答える方も当然多く、盆踊りと答える方もいらっしゃいます。
上記で挙げた全ての用途に、提灯の姿があるって気が付きましたか?
伝統行事自体に提灯を使用する物がありますし、行事を支える脇役として活躍する物もあります。
出店には装飾や照明としてその姿を見ることが出来ますし、お神輿や山車を盛り上げたり、飾ったりするアイテムとして提灯は欠かせません。
盆踊りにしても照明として四方八方に吊るされておりますし、なにより和太鼓などが設置される祭りやぐらをちょうちんで装飾することは珍しくありません。
お祭りを一言で表した際、その多くのシーンには提灯の姿があります。
この時に使用されるちょうちんの形状として多いのは、長型や丸型、弓張り型に桶・看板型とバリエーション豊かであり、設置場所によって形状を変えています。
またデザインに関して言えば、町名や神社名、紋様などお祭りに関連深い内容や商品名や店舗名なども見かけることが出来ます。
協賛金のお礼をする提灯
飲食店や宿屋・旅館などでは看板代わりにも使用されるちょうちんは、お祭りの中にあっても同じような仕事をすることがあります。
それは出店などで商品を宣伝するものとは違い、個人名や企業名を宣伝するものです。
お祭りを1回行うためには費用が掛かります。それを運営組織だけで捻出するのは無理があります。
そこで、お祭りを開催するため、協賛金と言う名目の寄付金を募り、開催日にあてることが一般的です。
個人名や企業名を宣伝する提灯とは、協賛金を頂いたお礼として作られ、飾られるものになります。
これを献灯提灯といい、通常であれば壁を作るように上下左右、一様に並べられて設置されます。
協賛金を納めた企業や個人名が正面から見えるように並べられ、はっきりと分かりやすくなっています。
準備する数の多い提灯の場合、カッティングシートなどを使い、名入れ印刷されます。
また、企業ロゴや家紋なども入れられ、様々な内容のデザインを見ることが出来ます。
形状に関して言えば長型や丸型、弓張り型が多い傾向があります。
練り歩くorいや走り抜ける?お祭りを楽しむ人たちの大切なちょうちん
ちょうちんは、別に設置されて使われているだけではありません。
手持ち!手に持つ提灯だって存在する訳です。
もっとも定番なのが、高張り提灯です。
専用の竹竿や木の先に提灯を取り付け、先導役や目印などに使われます。
人の背丈と比べ、だいぶ上の位置にちょうちんがあるので視認性はすごいです。
また、ひばしと言われる専用ツールを使い、提灯をぶら下げて歩く場合もございます。
先の高張りは、子供には手持ちすることが難しいと思いますけど、ひばしを使った手持ち提灯であれば、比較的小さなお子様でも安全に手持ち出来ます。
この他にも、弓張り提灯を手に持って町内や地区内を走るお祭りもございます。
手に持って使われるちょうちんは、長型や丸型、弓張り型が多く、名前や町名、神社名に紋様と言った、オーソドックスなデザインが入れられています。
定番装飾!風景として潜む提灯
最後に、いつも見ている風景だけど、お祭りの時だけは提灯があるよね。と言う使われ方をされる提灯について。
それはどんな場所か?と言えば、商店街のアーケード内や神社の門や境内、家の門柱などになります。
気付くとあるため、お祭りが行われる季節だよなーと言った感想を抱きやすく、注意して見ていなければ見逃してしまうかもしれません。
なぜならば、形状に特殊性があるわけではなく表現されるデザインも名前や家紋・御祭禮と言った、特別に目を惹くものではないためです。
今回のまとめ
お祭りちょうちんは、活躍する場所によって、多少なりともデザインや形状、使い方に変化がありました。
何処でどの様に使うのか?をしっかりとお伝え頂ければ、それに対応したオリジナル制作を承ることが出来るわけです。
お祭り提灯だからといって難しく考えず、祭り・イベント提灯についてお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。