美しい桜が咲く公園や堤防などがある地域では、毎年春になると花見イベントが開催されています。
その目的には、桜を楽しみたいという気持ちと、地域の活性化に少しでも役立てたいという願いが混在しています。
もし毎年、桜まつりを開催しており、もっと盛り上げたいと感じているなら、今回ご紹介する提灯が役に立つかもしれませんよ。
お花見に使われる『あの提灯』の名前とは?
提灯には色々な名前があります。お花見で活躍している物にだって、名前があります。
インターネットを活用して、お買い物をされる自治体の皆様も多いとは思いますが、その物の名称を知らないと、正しい検索ができないことが多々あります。
そこでまずは、お花見まつりで使われている、六角形ちょうちんの名前を覚えましょう。
お花見に使われている提灯は、ぼんぼりと言います。
ただ、童謡ひなまつりの歌詞に出てくるぼんぼりとは違います。あちらは、盆提灯に近いものですから。
それにしてもぼんぼりって、提灯にしては、ずいぶんヘンテコな形をしています。上下、開放されています。
大体、六角形ってなんでしょうか? 不思議なちょうちんです。一般的な物と形状を比べてみると、より変な形であることが分かります。
なお、一般的なお祭り装飾として使われる、丸型や長型でお花見を盛り上げる自治体や運営もあります。
これはこれで、盛り上がります。でもやっぱり、お花見にはぼんぼりがオススメです。
しかし、ただオススメされても、理由が無ければ決断できないのもまた事実。そこで続いては、ぼんぼりを勧める理由についてご紹介しましょう。
お花見にぼんぼりを使うべきだと思う理由とは?
ぼんぼりこそがお花見に合う理由を3つ挙げていきます。事実とイメージが含まれる内容になりますので、ご了承下さい。
お花見にぼんぼり!オススメのポイント1『雰囲気作り』
提灯がお祭りに使われる理由を考えてみましょう。昔であれば、灯りとしての実用的な価値もあったでしょう。しかし現代では、その必要はありません。電気の力で灯りを生み出すことが主流ですからね。
しかしお祭りでは、現代でも提灯が当たり前のように使われています。
これは何を意味するのか? お祭りの雰囲気を作り出す記号として、演出目的で使われていると言えます。
逆に提灯を使わず、電灯が煌々と焚かれた夜祭りに風情を感じますか? 私は感じません。
明るくて安全なのでしょうけど、雰囲気が台無しです。盆踊りだって同じです。
提灯櫓が組まれているからこそ、古来より続く男女の出会いの場所であって、あれが電灯なら、もっと健全な場に成り下がってしまうかもしれません。
お祭りは、俗の部分に該当する物。俗世の宴なのです。神聖な神社の境内で行われることの意味を考えると、健全であってはなりません。
つまりはー・・・お花見には、あの変な形のちょうちんだよね! ぼんぼりだよね! って言うイメージに応えること。
それがお花見という雰囲気を作り出し、全体を盛り上げることに繋がります。
お花見にぼんぼり!オススメのポイント2『演出効果』
ぼんぼりは基本的に桜色の表面で制作されています。したがって、昼間に見る色は桜色です。
そして、お花見の主役は桜の花であることが多く、その色彩も桜色です。
この2つの事実を踏まえ、導かれる答え。それはぼんぼりが持つ、桜の花が際立つ演出効果です。
それなら対比させるような、白色の提灯を使った方がいいのでは? と思われるかもしれません。
しかし、折角の桜を楽しむ上で、白色が視界に入るのって邪魔ではないですか?
花見のシーンでは、桜以外にも空の青さや葉の緑色、幹の乾いた色など、様々な色彩がすでに使われています。
そこにまた新しい色を足すのはいかがなものでしょうか?
さらに白色といえば、雲も白色ですね。ここで雲とちょうちんが同化して見えてしまうと、遠近感が崩れて、美しい桜を純粋に楽しむことが出来なくなります。
だからこそのぼんぼりです。桜色の表面が桜の花々と同化します。すると、桜の花を邪魔するどころか、より一層引き立てます。
桜の花が持つ純粋な色と、作られた色とでは美しさがどうしたって違いますから、より桜の花の美しさが目立ちます。
さらにぼんぼりは、灯りがともされる夜に真価を発揮します。
桜色の表面をとして放たれる淡い光は、桜の花々を優雅に、そして艷やかに美しく際立たせます。
お花見にぼんぼり!オススメのポイント3『歩く邪魔にならない』
同じく装飾として、のぼり旗などもお花見では活用されます。しかし、のぼり旗は設置場所を間違うと通行人の邪魔になります。
これがぼんぼりであればどうでしょうか? 通常であれば上に設置されるものですから、通行人の邪魔をしません。
特に多くの人でごった返す状況では、出来るだけ導線には物を置かないことが望まれます。それを踏まえると、ぼんぼりの様に邪魔にならない装飾は非常に使い勝手の良いものです。
ここでは、ぼんぼりをオススメする理由をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?ご購入や導入の参考になれば幸いです。
では最後に、ぼんぼりはどこで買えるのか? この点について考えていきましょう。
お花見まつりで使うぼんぼりは何処で買えるの?
ぼんぼりは、一般的な提灯を販売しているお店であれば、普通に販売されています。もちろん、普通に販売されている物は、汎用性の高い既製品として作られている為、オリジナル性はなく、名入れ文字などは入っていません。
もし、この点に不満があるようであれば、専門店でのオリジナル制作をオススメします。
もちろん弊社でも、お花見に使われるぼんぼりのオリジナル制作を承っております。
フルオーダーメイドによる完全オリジナル作成を行えるので、地域名やイベント名などを名入れすることも出来ますし、表面に柄をプリントすることも可能です。
こういうぼんぼりを作りたいんだけど・・・ってご相談、随時お待ちしております!
お花見だからこそ、ぼんぼりを使いたい! ってお客様は、弊社までお問い合わせ頂ければ幸いです。
なお、丸型や長型でも、桜まつりや花見に最適な桜色の物をご用意しております。ご希望の形状でお問い合わせ下さませ!