提灯にも防炎加工が出来る事・・・一体、どれくらいの方が知っているんでしょうか?少し気になりました。
近年ではローソクで灯すのではなく、電灯やライトで灯すことが多くなりましたが、それでも防炎は必要なんでしょうか?
そこで今回は、、、オリジナル防炎提灯について、掘り下げてみました。
提灯への防炎加工とは?
防炎提灯とは、燃えにくい様に加工された物です。肝心なのは、燃えにくい様に加工されたということです。
※燃え盛る火の中に入れたら燃えます。
この防炎加工は、和紙はもちろん、一部のビニール提灯が該当致します。
- 防炎って燃えないことなんじゃないの?
-
炎から防ぐで、防炎と読むのなら、燃えにくくなる事と炎を防ぐ物では、まったく別の物のような気がします。
しかし、炎が燃えにくくする事で、炎の広がりを抑える事を考えると、これも防炎と言えるのではないでしょうか?
炎の広がりが遅くなれば、当然、逃げる時間も多くなり、火災による事故を大幅に減らす事が出来ます。
また、その間に消火を行えるメリットもあります。
燃えにくい事=防炎提灯は非常に安全で便利であると言えます。
防炎加工は、燃えにくい加工です。
言い方を変えれば、難燃加工とも言えます。
こうした加工で提灯を保護し、出火元をなったとしても、燃え広がることを防ぎます。
そんな燃えにくくなる防炎加工ですが、どの様な提灯に対して行うことが出来るのか?今度は、こちらについてご紹介致します。
防炎加工はどの提灯で行なえる?
結論から言えば、出火元となった場合、周囲へ燃え広がる事を防ぐ防炎加工は、当店で取り扱っております、全ての和紙提灯で行えます。
丸型や長型はもちろんの事、看板型や弓張り型などにはお使い頂けます。
長型や丸型と言った、一般的な形状が好まれる商業施設や飲食店はもちろん、旅館や民宿、こだわりの店舗など。
看板型や桶型、弓張り型を活用するところでも、しっかりと防炎加工を行って頂けます。
防炎提灯の使い方とは?
防炎加工された提灯の使い方は、普段と何も変わりません。
特に大きな変化が無いものなので、設置したい場所に設置する形になります。
まれにいたずらなどで、提灯を傷つけられる店舗様もいらっしゃいます。
その時、ライターの火を当たられる可能性もございます。
防炎加工をしておくことで、こうした際、黒く焦げたりするだけなので、火災に繋がる可能性が極めて低くなります。
その為、小規模の店舗内でも防災意識を強く持つ店舗様では、非常に便利な加工になっております。
布では無い為、消防法の定める所ではありませんが、マナーやエチケットとして、防炎提灯はオススメです。
なお、防炎提灯を作る際には、加工をした事を知らせるシールが付きます。
また財団法人、日本防炎協会、個別検査適合証明書も別途料金が必要となりますが、取得も可能になっておりますので、お求めのお客様は、別途その旨を担当までお寄せ下さい。