庶民的な居酒屋の事を赤提灯と呼ぶ様に、この一般的にのんびりした楕円形の物体には、不思議な温かさと親しみやすさを感じ取れます。 それは、ランプやトーチと言った、言い方ではやはり出せない日本的な味わいなのかもしれません。
そんな提燈には、昔から宣伝、広告と言った役割がありました。先に挙げた居酒屋の話でもそうですね。 それがお店の軒先や店頭にある事で、看板の代わりをし、お客様は足を止め、店内の雰囲気を感じ取る・・と言った、役割を持っています。
大雑把に言ってしまえば、それが提灯の持つ効果その物なのだと言えます。吊るされた看板に灯りが灯る事で、お店の営業が始まり、それが消えたら本日の商いが終わる。 そしてそれは、お店を利用される方はもちろん、見込み客の皆様にも共通の認識として刷り込まれている情報であり、それがひいては、継続的で根強い宣伝になっていると言えます。

伝統的に継がれ、認識が常識となっているからこそ成り立っている、今の提灯事情ですが、それでも既製品の様な何処にでもあるデザインではなく、オリジナル製作をされた物の方が、宣伝広告としては優秀だと思います。
そこで、広告宣伝時に求められる提灯のデザインについて考えてみます。既製品を見てみると商品名が多くなりますが、それは広く一般的に誰しもが使える様に出来ている物だからであって、 オリジナル作成された物ですと、当然ながら、まずは店名を入れたい所です。それをプリント印刷する際には、個性的で目立つデザインの文字を名入れし、表現して頂きたいと思います。
またイラストや屋号、紋様などお客様のお店だけの特注デザインを制作して、オーダーちょうちんにプリントし、印刷して頂く事で、より明確で記憶に残る物を作る事ができ、広告宣伝に役立つ物になると思います。

販促宣伝用提灯を制作する際は、すでに固定されている常識を利用しての広告を行うのですから、オリジナル作成をするに限ります。そしてそこには、店名や商品名を入れ、イラストや屋号など、もう一つの特徴をプリント印刷する事をオススメします。